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【避けるべき?】高い離職率や短い平均勤続年数のワナ【計算方法も解説】

悩んでいる人

離職率が高い会社はやめとこ。
平均勤続年数が短い会社も避けて転職活動しよ。
でも、良さそうな会社がこれらに当てはまったらどうしよ…。

こんなお悩みについて解説していきます。

本記事の内容

・離職率の導き方

・離職率が高い=やばい会社なのか

・平均勤続年数の算出方法

・やりがいと数字は別物

この記事を書いた人
  • 株式会社オモワクの社長
    (転職エージェント)
  • 自身も4回転職を経験
  • 3社で採用・人事責任者を経験
  • 約10,000人と面談・面接を実施

Twitter: 福尾 翔/ワクワク転職エージェント@FukuOsho

多くの方が「離職率が高い会社」「平均勤続年数が短い会社」は転職先の候補から除外しているのではないでしょうか。

もちろん、劣悪な環境によって引き起こされていることもありますが、数字だけで判断するのはもったいないです。

それぞれの数値がどのように算出されているのか考えたことありますでしょうか?

数字の持つ裏側を知ることで正しく企業選びができるようになりますよ!

これまでに大手企業からベンチャー企業にて採用や人事の責任者を務めてきた私が数字の裏側について解説していきますね。

目次

離職率の出し方は決まっていない?

実は、言葉ではよく聞く離職率の計算方式は法律で定義されていません。

一般的な算出方法として用いられるのは

「一定の期間内」に「退職した人(分子)」を「在籍している人(分母)」の人数で割って、100をかけたもの

ここで注意すべき点は「一定の期間内」に統一の定義がないことです。

例えば・・・

社員100名の会社で「1年」の間に5名の退職者がいる場合

「5÷100×100=5」つまり、離職率=5%となります。

この期間を3年とするか、5年とするかによって分母・分子の数も変動し、離職率の数値が変わってきてしまいます

多くの場合は年度初めからの1年間で計算されることが多いですが、気になる方は期間について確認してみてもいいかもしれません。

「在籍している人(分母)」の定義

退職した人(分子)は期間によって人数が変わってくることはご理解いただけたかと思います。

では、「在籍している人(分母)」は何を指しているのでしょうか。

・会社全体の社員数
・新入社員のみ
・新卒3年目までの社員
・契約社員やアルバイトを除いた社員

ざっと挙げただけでも、かなり解釈が変わってきますよね。

どの会社であれ、一定の離職は発生します。

だからこそ、極端に離職率が低いことをアピールしている会社に対しては「どの期間における」「誰を対象とした」離職率なのか確認してみてもいいかと思います。

特に人事担当者がその点について具体的に説明ができないようであれば、対外的に良く見せるよう調整している可能性すらあります。

離職率が高い=ヤバい会社?

ここまで解説してきた通り、離職率が高い=ヤバい会社とは一概には言えません。

確かに多くの場合、離職率が高いと客観的に見ても何かしら問題があることがあるのは事実ですが、
大事なのは数値ではなく、その理由に注目することです。

・業務量やスキルに対して賃金が過小評価されている
・職場の人間関係
・ワンマンな経営
・新たなキャリアに挑戦したい
・事業方針の転換によりやりたいこととの乖離が生じた

いくつか要因を挙げましたが、最後の2つに関しては特にネガティブには映らないですよね。

人材業界最大手のリクルートという企業は新卒社員は40歳までにはほとんど離職しています。

独立や経営参画していく社員が圧倒的に多く、そのための修行として入社する方が多い側面があります。

確かに離職率で言えば高いかもしれませんが、内容を聞くと“ヤバイ会社”とはならないですよね

もっと教えてほしい人

でも…離職の内容なんて教えてくれるのかな?

確かに面接時に質問したとしてもなかなか本音で回答してもらえない場合の方が多いと思います。
(特にネガティブな要因の場合)

そんな時こそ、エージェント担当者に示唆を求めるのがいいのではと思います。
特にその業界への知見に詳しい方に聞いてみるのがいいでしょう。

少し宣伝になりますが、私の場合、人事経験が長いため業界や社名から離職の理由についてある程度は考察できる自信があるので、気になる方はぜひ面談登録お待ちしています笑

人事ポイント

離職率の表記を見たら、「期間」「対象」をまず確認。
そして、どのような理由で離職する人が多いのかをエージェントに確認する。

平均勤続年数の出し方

もっと教えてほしい人

平均勤続年数が短い会社=離職率が高い
ということでOK?

残念。必ずしもイコールではないんです。

そもそも、平均勤続年数とは「現在勤務している社員の勤続年数を平均した数字」を表します。
「入社から退社までの平均在籍年数」ではないので注意が必要です。

思考停止

え…何が違うの…?

多くの方が、「この会社に入った社員が何年くらい在籍するのか」という観点で平均勤続年数を捉えているかと思います。

つまり、退職者基準で平均何年勤続したのかという視点です。

ですが実際はそうではなく、現在在籍している社員の勤続年数を基準として計算しています。

・毎年多くの新卒採用を行っている企業
・歴史が浅いベンチャー企業

これらの会社は在籍社員の勤続年数が短くなるため、平均勤続年数も低く算出されます。

仮に創業3年の会社であれば最大でも平均勤続年数は「3年」にしかなりません。

人事ポイント

平均勤続年数は創業年数や採用割合(新卒・中途)の確認もセットで判断する。

数字よりやりがいを重視すべき

ここまで転職活動において気になる数値の裏側についてお伝えしました。ただ、個人的にはあくまで数値は数値でしかないと思っています。

仮に創業20年の会社で誰一人退職したことがないという企業があったとします。上記の離職率や平均勤続年数の見た目はいいかもしれませんが、

あなたがその企業とマッチしているかは別物です

やりがいを何に感じるかは人それぞれです。

だからこそ、まずはご自身のキャリアを見つめ直し、自分のできることや ワクワクできることについて整理してみましょう。

その上で企業の離職理由について調べ、自分の軸に照らし合わせて判断することをオススメします。

それがあなたの転職が「成功」する近道になると思いますよ。

まとめ

今回は離職率や平均勤続年数について解説しました。

・離職率の計算方法は決まっていない
・「期間」「対象」によって離職率は変動する
・離職率の数値よりも中身が重要
・平均勤続年数は「在籍している社員」が基準
・数字よりもやりがいが大事

どのような数字でもその背景を考えるクセをつけると惑わされなくなりますよ。

その上でみなさん1人1人と企業がいいマッチングになることを願っております。

今回は以上です!

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